国宝・善光寺。歴史を感じさせる境内はもちろん、近年注目を集めているのが、空き家をリノベーションした門前の街並みです。ゲストハウスやカフェ、ワインバル、美容室など、リノベーションされた店舗の形態はさまざま。刻まれてきた歴史をリスペクトしつつ、“今”の感性も取り入れた独特の雰囲気に惹かれ、多くの人が足を運んでいます。この門前ならではの風景をつくる立役者のひとりが、空き家の仲介・リノベーションを専門とする株式会社MYROOM代表取締役の倉石智典さん。
ゲストとして街を訪れ、何かを受け取るだけでなく、自分から能動的に街を使い、遊んでいく「まちづかい」という考え方を大切にする倉石さんに、持続可能な観光地域づくりのエッセンスを聞きました。
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記事・イベント
日日耕日の様々な活動や、全国の日日耕日的な活動をしている様々な事例を通じて、
観光事業者や観光地域で活動している方々がインスピレーションを得られるような情報を発信しています。
観光×DXをテーマに、「持続可能な観光地域の在り方を探究する」プロジェクト・日日耕日。なぜ観光にDXが必要なのか、そもそも観光におけるDXとはどのような取り組みなのか、そしてそれがなぜ持続可能な観光地域づくりにつながるのか……そんな日日耕日の背景を紐解くべく、今回はプロジェクトを立ち上げた一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォームの荒井雄彦と株式会社MIKKEの井上拓美の2人が対談。現在のさまざまな観光地域に存在する課題への意識や目指すあり方について語り合いました。
一見すると昔ながらの風情を感じる温泉街。しかし、その中を歩いて行くと、スケートボードで颯爽と移動する若者がいたり、洗練されたデザインの飲食店などが建ち並んでいたり、ウインタースポーツを楽しみに訪れた多くの外国人観光客に出会う……そんな歴史ある伝統と新しい勢いが同居した風景が広がる野沢温泉村は、長野県でも注目を集める観光地域のひとつになっています。
今回お話を聞いたのは、世界で活躍したスキープレイヤーでありながら、野沢温泉観光協会の協会長を務める河野健児さん。地域の何を守り、何を変えていくのか。河野さんが見つめているものを聞きました。
目の前には北信五岳と野尻湖があり、自然豊かな風景が広がる長野県信濃町。ここに「予約が取れない」と言われるほど、連日日本各地から人が訪れている複合宿泊施設があります。その名も「LAMP野尻湖」。全国でも屈指の人気を誇るサウナや、湖畔のロケーションを活かしたSUPなどのアクティビティ、キノコ狩りなどの季節に応じた自然体験など、信濃町の楽しみ方を提案している、この施設。市街地から離れた地域ながら「LAMP野尻湖で働きたい」と移住してくるスタッフも多いのだとか。
今回は、株式会社LAMP代表取締役のマメ共平さんに、お客様も、働く人も、集まるLAMPの求心力の裏側について聞きました。
堀口 正裕(TURNS プロデューサー / 株式会社第一プログレス 代表取締役社長)
飯室 織絵(1166バックパッカーズ オーナー)